東南アジアの不動産価格は継続的に上昇

東南アジアの不動産価格は継続的に上昇を続け、特にタイ、ベトナム、
ラオス、ミャンマーなどが大きく伸びています。
ASEAN経済共同体(AEC)地域に関してはインフラ、輸送システムなどの
結合でさらに成長する余地があるとしています。

タイでは大量輸送機関の近接エリアがここ5年で特に
伸びています。
今後BTSのパープルライン、ブルーラインの開業で不動産価格が
大きく伸びると見ています。

タイ財務省の2016年2月の発表によれば、2016年~2019年の基準地価は
2012年~2015年比でバンコク都平均15.8%上昇。
最も高かったのはシーロム通りの4平方メートルあたり100万バーツ。
バンコクの基準地価平均上昇率はプラナコン区33.5%、
チャトチャック区29.8%、ドンムアン区4.5%、フワイクワン区1%
などになっています。

最も高い金額はチットロム地区の3ライでオラカンビルディングの1ワー
あたり190万バーツ、総額23億バーツになっています。
同土地はSCアセット社が購入しています。

不動産仲介・調査会社のナイト・フランクではタイ国鉄SRT社が
バンスー駅周辺で2つの複線化を計画中で、バンコク~北部ライン
(チェンマイ向け)、バンコク~ホアヒンラインの建設事業を
進めていくとしています。

ベトナム不動産市況では不動産価格がホーチミン市内、特に地下鉄工事
エリア周辺で急上昇していています。
地下鉄第1号ラインは2012年から工事が開始されていて、総距離19.7キロ、
14の駅が設置され3か所が地下になります。

ヤンゴンの不動産市況では2016年度はゆるやかな上昇になる予測です。
ジョンランラサールの発表では、2013年度の半ばがピークで1平米
100ドルの時期もありましたが、グレードAタイプのオフィスが徐々に
増加しています。
価格上昇を牽引したのは主に外国人投資家でシンガポール、韓国、
日本などが参入しています。

ラオスでは鉄道の開発が進む計画です。
国土に海が無い立地ですが、鉄道がつながることでASEANリンクの
インフラに入る予定です。
ラオス政府と中国企業でビエンチャン~国境付近ボテンをつなぐ
417キロを開発します。

アセアン域内では長期的に中国の昆明~シンガポールまでの南北鉄道を
開発する予定で、タイ、マレーシアも通過する計画です。