タイに訪問する中東からの旅行者に関して、メディカルツーリズム

タイを訪問する外国人旅行者数は、地域別ランキング(2015)によると
2988万人となっています。
東アジア(中国、韓国、日本)が高く、続いて東南アジアからの国が
多くなっています。
欧州諸国からの旅行者も堅調に推移し、中東からの旅行者はおよそ
2.4%の63万人規模となっています。

国別ではトップが中国、続いてマレーシア、日本、韓国などに
なっています。
この中で医療検診目的、医療治療目的、整形などでタイを訪れている
割合は285万人とされ、およそ10%がメディカルツーリズムでの入国に
なっています。

タイでは特に中東(UAE、クウェート、オマーン、バーレーンなど)
から家族で診察に来ているケースも多く、そのための宿泊施設や
レストランのニーズが高いとされています。
特にバンコク中心部にあるバムルンラード病院に人気があり、
検診後はサイアムパラゴン、MBKデパートメントストア、
パンティッププラザなどのショッピングセンターへ出掛け、高級品、
化粧品、衣料品、宝飾品などを購入しています。

バムルンラード病院は49%がタイ人富裕層で、外国からの患者比率が
51%を越えています。
2015年では年間およそ66万人を受け入れていています。
10年ほど前はわずか20万人前後でしたが、タイのメディカルツーリズム
産業は急速に成長しています。

イスラム圏から訪れる患者の上位国はUAE(6.4%)、オマーン(5.5%)、
バングラデシュ(3.2%)、クウェート(2.9%)、カタール(2.7%)などで、
合計20.7%となっています。
単純推計で66万人x0.207=20万人のイスラム教徒が同病院へ医療目的で
訪れていると考えられます。