タイのエネルギー最大企業、タイ国営石油は石油化学系事業再編を検討

タイのエネルギー最大企業であるタイ国営石油(PTT)では
石油化学事業の再編を進めると発表しています。
特に子会社であるPTTグローバルケミカル(PTTGC)へ向けて
プロパン、バイオプラスチック事業の再編を検討しています。
詳細の決定は2017年4月以降になるとしています。

PTT社ではエネルギーインフラ、LNGガスパイプライン、
石油・天然ガス開発などの強化を進めていく計画です。
石油化学系の一部の事業は子会社であるPTTグローバルケミカル
PTT Global Chemical(PTTGC)へ売却し事業整理を進めます。

タイ国営石油では6つの石油化学系企業、
HMC Polymer社、PTT Asahi Chemical社、PTT MCC Biochem社、
PTT Polymer Marketing社、PTT Polymer Logistic社、
PTT Maintenance and Engineering社を保有していますが、
それらの企業においても事業再編を検討しています。

タイ国営石油(PTT)はタイ財務省が51%の資本を持つ巨大エネルギー企業で、
天然ガス事業、石油事業、石油精製、石油貯蔵、石油化学、石油小売り、
潤滑油、付随事業まで幅広く行っています。
PTTはタイ語ではポートートーと発音されます。
2016年度業績は売上1兆7188億バーツ、純利益946億バーツでした。

同社は2021年までの事業計画で3388億バーツを投資するとしています。
そのうち1000億バーツはタイ東部経済回廊Eastern Economic Corridorへ
投資を進めます。
同地区での税制上優遇措置が大きい理由としています。

PTTグローバルケミカル(PTTGC)はPTTの子会社で石油化学製品、
石油精製をメインで展開しています。
2016年度業績は売上3491億バーツ、純利益256億バーツでした。