BTSグループホールディングスが運賃値上げの可能性を示唆

BTSグループホールディングスBTS Group Holdings(BTS)
では、タイ政府が補助金を提供しない場合、
新しい共通発券システム導入後に運賃が上昇する可能性が
あると会長、Keeree Kanjanapas氏がコメントを出しています。

同氏はBTSスカイトレインなどの利用者数と売上は増加している
ものの、維持コストと運転費用も増えていることを理由に
挙げています。

2018年以降導入予定の共通発券システムは「Mangmoomメンムン」
または「SpiderCard」と呼ばれるカードで、すべての
輸送システムを利用できることを目的としています。

これまでシステム統合は数回にわたり延期され、
Arkhom Termpittayapaisith運輸大臣の最新声明では
2018年6月に共通カードの正式導入を発表しています。
6月にタイ国鉄が管理するエアポートリンクと公共バスに導入し、
BTSスカイトレイン、MRTパープル&ブルーラインへは2018年
10月になるとしています。

共通発券システムの監督官庁・権限は、2017年初めにタイ交通省
輸送交通政策局から大量輸送交通機関、MRTA
(Mass Rapid Transit Authority of Thailand)に
移管されました。

タイ政府側では2018年~2020年の間に複数路線を結ぶインフラの
完成、駅の増加などで民間交通企業により多くの収益をもたらす
可能性があるため、必ずしも運賃価格上昇が必要なわけではない
としています。

政府ではピンクラインとイエローラインが完成・運行実施となれば、
2020年末までにBTSは1日利用者平均200万人まで成長するとしています。
2017年現在は1日最大90万人の乗客がBTS既存ルートを利用しています。