タイ証券取引所へ2017年に新規上場した企業

タイ証券取引所へ2017年最後に新規上場した企業は、
スキンケア製品Snail Whiteブランドの製造販売元である
ドゥーディドリームDo Day Dream(DDD)社でした。
IPO開始株価53バーツから60.1%上昇し、
85バーツで取引を終えました。

2017年通年で、タイ証券取引所一部市場(SET)へは22社
(インフラファンド1銘柄)と、二部市場(MAI)へは17社、
不動産投資信託では6社(入れ替え1社含む)、
合計46社が上場しました。

2017年の新規上場IPO総時価総額は4,200億バーツに
達しました。
株価が大きく上昇した銘柄は、Information and
Communication Networksインフォメーション&
コミュニケーションネットワーク(ICN)、
Humanicaヒューマニカ(HUMAN)の2社が
取引初日にIPO価格で100%以上の上昇となりました。

Information and Communication Networks(ICN)の
株価は二部市場(MAI)で151%増加、Humanica(HUMAN)の
株価は一部市場(SET)で101%増加となりました。
また、この2社以外にも22社が初日10%以上の株価上昇となり、
6社は10%以下の上昇、6社は下落しました。

2017年に行われたIPOの中で最も時価増額が大きかったのは、
エネルギーセクターへ上場した火力発電大手の
ガルフエナジー・デベロップメントGulf Energy
Development(GULF)社で960億バーツでした。
二位はTPIポリーンパワーTPI Polene Power(TPIPP)
588億バーツでした。
三位は塗料大手のTOAペイント・タイランドTOA Paint(Thailand)
(TOA)で487億バーツ、四位は発電所経営、BグリムパワーB.Grimm
Power(BGRIM)407億バーツ、五位はトンブリ・ヘルスケア・グループ
Thonburi Healthcare Group(THG)323億バーツでした。

もう一つ特徴的な動きとして、外国籍企業の上場もありました。
自動車部品のイングレス・インダストリアル(タイ)
Ingress Industrial(Thailand)(INGRS)はマレーシア資本の
企業です。
不動産投資信託のストラテジック・ホスピタルREIT(SHREIT)
STRATEGIC HOSPITALITY EXTENDABLE FREEHOLD AND
LEASEHOLD REAL ESTATE INVESTMENT TRUSTはインドネシア、
ベトナムへ投資するREITです。

2018年のタイ証券取引所新規上場目標数は30社としています。
期待されている大型ファンドとして、タイのインフラへ投資する
タイランド・フューチャー・ファンドThailand Future Fund
(コード未定)があります。