タイの財閥22 ドュシタニグループ
ドュシタニ・グループはタイの老舗ホテル経営グループでホテル経営がメインであるが、
商業施設運営や金融事業も展開している。
デュシット インターナショナル(DTC)は、ホテル・ホスピタリティ分野で60年以上の歴史がある。
1949年創設者タンプイン・チャナット・ピヤウイ女史がプリンセスホテルを建設し、
タイのホテルビジネスを開始した。
2012年売上47億バーツ。
同グループはMBKグループの旗艦デパートMBK Centerを持つ。
旧名マーブンクローンと呼ばれ古くからサイアムの巨大商業施設として1985年から開業。
また東急デパートと提携し一日10万人の来場者数を誇る。
2012年度の売上は91億バーツ。
タナチャート銀行(TCAP)は1959年設立の“Lee Kwang Min Trust”社までさかのぼる。1982年に上場。
1998年のアジア通貨危機の銀行の再編/統合の流れでタナチャート銀行と行名変更。
サイアムシティ銀行(SCIB)を買収し、金融資産規模は第5位まで伸ばしている。
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