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マレーシアの最大手金融機関マラヤン・バンキングの第3四半期業績

マレーシアの金融機関最大手のマラヤン・バンキングMalayan Banking Bhd
(MAYBANK)では第3四半期の純利益で16億800万リンギで、第2四半期の
15億リンギから上昇しています。
総収入は89億3,400万リンギでした。
同銀行は、2014年12月時点で総資産額が東南アジア第4位の金融機関です。

マレーシアの金融機関最大手のマラヤン・バンキングMalayan Banking Bhd
(MAYBANK)では第3四半期の純利益で16億800万リンギで、第2四半期の
15億リンギから上昇しています。
総収入は89億3,400万リンギでした。
同銀行は、2014年12月時点で総資産額が東南アジア第4位の金融機関です。

第3四半期末時点での総資産は6119億リンギでした。
この数字はシンガポールのDBS銀行、UOB銀行、OCBC銀行に次ぐ規模になります。
2013年度の業績は総資産5604億リンギ、収益176億リンギ  
純利益では65億リンギでした。

メイバンク(MAYBANK)の会長Megat Zaharuddin Megat Mohd Nor氏は
厳しい環境下に関わらず、同社が同規模のパフォーマンスを出すことが出来たと
コメントしました。
同銀行は東南アジア諸国へも積極的投資をしていて、インドネシア、
シンガポール、タイなどへも投資しています。
2015年以降のアセアン経済共同体(AEC)に向け、ビジネス機会を追い求める
としています。

同銀行のイスラム金融も取り扱っていて、保険・タカフルでは
第3四半期-1億6,800万リンギでした。
背景には保険請求5億1,500万リンギが予想よりあったためとしています。

メイバンク(MAYBANK)の1月~9月のパフォーマンスでは、2014年9月30日
に終了した9ヶ月間の業績は収入は131億5,000万リンギ、純利益では
47億8400万リンギでした。

同行のCEOであるDatuk Abdul Farid Alias氏は同行では、ローン総額の
成長は前年同期比+14%増で、海外部門で+23%増でマレーシア国内では
+9.1%でした。
シンガポールで好調で+21%増。
インドネシアでは15%増、他の新興国で47%増でした。

メイバンク(MAYBANK)では、金融機関でインドネシアの
PT Bank Internasional Indonesia(BNII) を保有しています。
また東南アジアのネットワークを保有し、シンガポールに本拠地を置く
キムエン証券を傘下に収め、メイバンク・キムエン証券Maybank Kim Engを
保有しています。
生損保を展開するEtiqa International Holdings
エティガ・インターナショナルも同グループ傘下です。

展開国はマレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、
パプアニューギニア、カンボジア、ベトナム、ブルネイなど東南アジアを
中心として各国へ展開しています。

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