タイ航空業界の石油価格下落の影響

原油価格が50%以上下落したことでも、航空業界のサーチャージ料金にはすぐに
反映されないとしています。
しかし航空業界では燃料を先買いしている影響もあります。
今後サーチャージが下落することで2015年第2四半期以降は影響が出始めると
しています。

タイ国際航空Thai Airways International(THAI)では、1バレル90ドルの
燃料価格のうちおよそ70%をヘッジしていて、一方LCCであるノックエアー(NOK)、
タイエアアジア(AAV)などは30~40%にしていて為替ヘッジにおける損失は少ない
としています。
航空業界では多くが高い価格でのヘッジを掛けているケースもあり、
各社のコストへどのように 反映されていくか、判断するのは難しいとしています。
IATAによる調査では2014年度業界平均の燃料価格コストは1バレル99USドルであった
としていて、加盟企業の燃料コスト総額は1,920億USドルで2,040億USドルから
下落したとしています。

タイ観光庁(TAT)による発表でタイ国内では2014年度の海外からの旅行者数は
前年比-6.6%で2,470万人であったとしています。
政情不安、クーデターによる影響もあり2013年度2,670万人同レベルまで回復
しませんでした。

もっとも影響があったのは、ロシアからの観光客で11月だけで前年同期比
-21%減でした。
これまで中国人に次いでロシア人は伸びの高い観光客でした。