シンガポール上場のタイビバレッジ・グループ業績

タイのビアチャーンなどの製造・販売の大手飲料メーカー、
シンガポール上場のタイビバレッジ・グループの業績は
第1四半期で売上457億バーツ、前年同期比11%増、
純利益で65億バーツで、前年同期比10%増でした。

2014年度の業績は売上で1620億8700万バーツ、
純利益では216億9300万バーツでした。

2003年に設立されビール飲料、ウイスキー飲料事業、
非アルコール飲料、食品事業がメインとなります。
2006年にシンガポール証券取引所(SGX)に上場していて、
タイを中心とした飲料・食品事業を展開しています。
近年積極的なM&Aを実施し、非アルコール事業では健康飲料
100PLUSのF&N社、コーラ飲料Est(エス)のサームスック(SSC)
などを傘下に収めています。

2005年度にはタイ証券取引所(SET)に上場を試みましたが、
仏教団体の反発・デモにあったことでシンガポール証券取引所
(SGX)へ上場することになりました。

同社ではASEANの市場が大きくタイ・ビバレッジ社に貢献する
ことを期待していて、現在海外売上高が全売上を2020年までに
50%まで引き上げるとしています。

同社ではタイ政府が進めようとしている近隣諸国の国境に近い
特別経済区にて飲料工場を建設する計画です。
同社の飲料工場はビール系3か所、非アルコール系10か所あり、
ウイスキー系蒸留酒製造所工場は18か所保有しています。
従業員は23,000名以上です。

また売上も倍増を目指し、2014年度1600億バーツから3200億バーツ
を目指します。
同社プロジェクトの第1フェーズでは、2015年~17年度で
ASEAN域内での展開を加速、製品の浸透を進めます。
第2フェーズの2018年~20年までにASEAN統一市場での
飲料製品を販売していくとしています。

同社は傘下のサームスックSerm Suk(SSC)による
物流ネットワークを活かし、タイ国内40万カ所の配達場所への
伝統的な小売ネットワークを使うことでマーケティング、
情報収集を強化します。
また、2013年度にはシンガポールのフレイザー&ニーブ
Fraser & Neave(F&N)の株式を取得。
シンガポール、マレーシアでのソフトドリンク飲料市場へ
リーチしました。

2006年度にはスコットランドの蒸留酒メーカー、
Inver House Distillers Ltdを買収。
ヨーロッパの市場への展開も進めています。

また、緑茶・日本食ブッフェのオイシOishi Group(OISHI)の
買収も実施していて、タイ国内、ラオス、カンボジア、ミャンマー、
マレーシア、シンガポールなどの国にも輸出しています。