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タイの消費財大手財閥のサハ・グループは年後半消費回復を予測

タイの消費財大手財閥のサハ・グループではタイの消費者信頼度
指数はリバウンドし、15年度後半には回復するとしています。
サハ・グループの旗艦企業ICCインターナショナルの上級会長である
Boonkiet Chokwatana氏は第3四半期以降はタイの経済は回復すると
見ています。

サハグループは消費財複合企業で2015年度の総売上規模は
1500億バーツで、前年比3~5%増になると見込んでいます。

サハ・パタナビブン(SPC)の2014年度の業績は、売上で
267億8570万バーツ、純利益で12億3100万バーツでした。

ICCインターナショナル(ICC)の2014年度の業績は売上で
120億3300万バーツ、純利益で5億4500万バーツでした。

この他にも製パン大手President Bakery プレジデントベーカリー
(PB)、即席めん大手Thai President Foods タイ・プレジデント
フーズ(TF)なども上場企業です。

世帯債務の増加、干ばつ、政権の民主化の遅れなど不安要素は
あるものの、深刻な問題ではなく、年の後半には良い兆しが
見えてくるとしています。

また、同氏はタイ国内のカジノ施設の建設に関して反対の姿勢を
示していて、タイは仏教国であり、賭け事などの施設は
必要ではなく、魅力ある資産が他にもたくさんあるとコメント
しています。

サハグループでは第19回のサハ・グループフェアをクイーン
シリキットコンベンションセンターで開催。
多くのサハ関連企業が出展しました。

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