By: Dean Hochman – CC BY 2.0

タイの生命保険大手バンコク生命保険Bangkok　Insurance
(BKI)では、2015年度のプレミアム加入の成長率の下方修正を
出しています。
改定値は3％増で保険業界での競争激化などを挙げています。

同社では2015年度の年初のプレミアム保険の成長率は12％増を予想、
タイ国内のGDP成長率は4％を予測していました。
タイの保険会社各社が加盟するタイ保険委員会では、2015年度の
初回加入保険業界の成長率は+8％から+4～6％へ下方修正しています。

2015年の投資計画ではバンコク以外の地方の県への出店を進めます。
バンコク以外の郊外での売上比率は24％となっています。
15年内にチャンタブリー県に1店舗、スリン県、チュンポーン県で
16年度に2店舗を開業予定です。

バンコク生命保険は業界第5位の規模で2014年度の業績は売上で
130億7700万バーツ、純利益では23億500万バーツでした。
大株主リストの中には日本生命も出資しています。

15年1月～6月期のプレミアム保険額は79億バーツで前年比+1.7％でした。
純利益では11億バーツで、前年比11％増でした。