タイの軍事政権の民政移管は1年以上遅延する見通し

タイ軍事政権下で政治改革を進める国家改革評議会(NRC)では、
反対多数によって憲法草案を否決したことを発表しています。
これによって憲法起草委員会を新たに作り直しとなり、
当初の2016年度の民政移管が大幅に遅れる見通しとなりました。

当初は国民投票→憲法改正→国民の総選挙→新政権発表の予定でしたが、
2017年以降の民政移管になる見通しです。

今回の憲法の草案は2014年5月のクーデターで憲法が廃止されたのに伴い、
憲法起草委員会がまとめて、反タクシン色が強く反タクシン派グループ、
軍部に有利な憲法、選挙制度になる予想でしたが、一部の国民、
政治家からの反発も強く、否決の票に急遽投じた政治家が多かったと
分析されています。

一方で、インフラプロジェクトや新たな経済刺激政策も発表されていて、
政治的な大規模なデモ活動や政治対立が無い状況で経済が進む良い方向を
期待する声も出ています。