三菱商事がシンガポールの農業総合商社オラム・インターナショナルへ出資

シンガポールの食糧商社オラム・インターナショナル(OLAM)は
日本の三菱商事が20%の出資をする見通しを発表しています。
これにより、テマセク(51%取得)に続いて第2の株主になります。

シンガポールの商品作物・穀物を扱う商社オラム・インターナショナル
(OLAM)は2014年度の業績(6月締め決算)で売上194億2000万Sドル、
純利益では6億800万Sドルであったと発表しています。

同社はシンガポールに本社を構える農業総合商社で、
アジアのみならず、全世界で事業を展開しています。
2005年にシンガポール証券取引所に株式公開しています。
同社は以下の5つの事業体を展開していて
豆類、香辛料事業 「カシューナッツ、ピーナッツ、豆類、ゴマ、香辛料」
飲料類事業     「コーヒー豆、ココア、シアバターノキ」
穀類、砂糖事業  「コメ、小麦、砂糖、牛乳」
繊維事業     「綿花、羊毛及び毛織物」
先物取引     「商品作物の先物取引事業」 などを展開しています。

2014年度はコートジボワールの乳製品工場を約1870万ドルで売却したり、
即席麺大手のサンヨー食品がアフリカ7カ国で総合食品事業の持ち株会社へ
出資をしています。
同社の大株主はテマセク・ホールディングスで2014年度3月にオラムの
発行済み株式52.5%を保有を発表。
その後一部株式をTOBしていて持ち株比率は58.4%になっています。
オラム社は2012年度からの調査会社の批判を機に同社株価が急落しました。
その際、テマセク社が株を買い増すなど経営支援をおこないました。