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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイ セントラル 

商業大手セントラルグループでは2013年、投資予算を
360億バーツに設定し、売上規模を前年比+24%と予測します。
代表取締役のSudhitham Chirathivat氏は2013年の
売上予測が2270億バーツになることを発表しています。

セントラルグループの5つの事業域へ2012年度はおよそ300億バーツを投じましたが
2013年度は396億バーツになる見通しです。
イタリアのローマにおける不動産買収や、サイアム・ファミリーマートとの
共同事業投資に関する金額です。

総売上では1833億バーツ(前年比+31.3%増)で既存ビジネスで+7.5%増、
新規プロジェクトからは+23.8%の成長でした。

商業小売り (Central Retail Corporation)では+31%増
商業不動産 (Central Pattana:CPN) +36%増
マーケティング (Central Marketing Group)で+30%増
ホテル (Centara Hotels & Resorts) +23%増
外食レストラン(Central Restaurant Group)で+27%増 でした。

商業小売りではSiam Family Mart の50.29%を取得しています。
またOfficeMate社とブックストアB2S、既存にあったOffice Depotブランドを統合。
オフィス文具チェーン1位になっています。

またインドネシアの一等地に構えるGrand Indonesia Groupと契約し
Central Department Store at Grand Indonesia Shopping Townを開業しています。
総面積21,000平米、4階の広さで総投資額は6億バーツとなっています。
既に同様の形態で中国、成都にも展開済みです。

タイ国内ではスラタニ県、ランパン県で2つの商業施設をOPEN。
5つのロビンソンデパートを新しく展開、13のタイワッサドュThai Watsadu店舗を
オープンしました。

ホテル事業ではCentara Hotelsでは新しいブランドCOSIを立ち上げ。
LCCラインの拡大で低価格ホテルを望む需要に対応します。

セントラルグループ全体では合併や買収を含めた成長戦略により
タイ国内外91:9の割合で2273億バーツを売上目標に掲げ、
2013年は約+24%の成長を見込んでいます。

セントラルグループでは
商業不動産のセントラルパタナー(CPN)と
外食/ホテル事業のセントラルプラザホテル(CENTEL)の2社が
タイ証券取引所に上場しています。

 

 

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