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インドネシアの中堅銀行パニン銀行の株式売却問題に関して

インドネシアの中堅銀行パニン銀行(PNBN)ではオーストラリア・
ニュージーランド銀行(ANZ)が保有している39%の株式の売却に関して、
三菱東京UFJ銀行が関心を持っていると報道されています。
他にも日系ではみずほフィナンシャルグループが最終候補リストに
残っています。

この他に台湾の中国信託金融と富邦金控でパニン銀行株式の入札が
行われる予定です。

パニン銀行(PNBN)は1982年度にインドネシア証券取引所(IDX)に上場。
正式名称はバンクパン・インドネシアPT Bank Pan Indonesia Tbkで
上場しています。
銀行預金、普通口座、当座口座、住宅ローン、事業ローンなどを展開し、
シャリア金融ではPT Bank Panin Syariah Tbkが展開しています。
その他にファイナンス会社としてPT Clipan Finance Indonesia Tbk
PT Verena Multi Finance Tbkがあります。

同社の2014年度末の総資産は172兆ルピア、10ある主要インドネシア
金融機関の中に入ります。
総融資額は111兆ルピアでした。
バンク・パンインドネシア銀行ブランド「Panin Bank」で展開しています。
560支店、1,009台のATMを展開しています。

1971年に設立されBank Kemakmuran, Bank Industri Djaja Indonesia,
Bank Industri & Dagang Indonesiaなどを吸収しました。

主要株主は
PT Panin Financial Tbk (46%)
ANZ Bank(Votraint No.1103 Pty Ltd)(38%)となっています。

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