インドネシアの概要と2018年アジア競技大会【インドネシア:政治】

インドネシア共和国は13,466の島から成る世界最大の島国です。
同国は世界第4位の人口で世界最大数のイスラム教徒を抱えています。
公用語としてはインドネシア語ですが、それぞれの地域が独自の
文化を持つため、国家としてのまとまりを保つことが課題の一つと
なっています。

インドネシアは1945年の独立後、豊富な資源に支えられ好調な
経済を築いてきました。
1983年以降は外資を利用しながら輸出指向型経済を形成し、
持続的な経済成長を継続しましたが、1997年のアジア通貨危機では
経済危機に陥りました。
2010年代に入り、6~7%の成長率で人口と経済が増加しています。
2014年の大統領選挙にてジョコ・ウィドド氏が第7代大統領に
就任しています。

2018年8月18日~9月2日にはインドネシアのジャカルタ/
パレンバンにて第18回アジア競技大会が開催されています。
アジア域内から45カ国が参加し40競技465種目を競っています。

2018年アジア競技大会は当初ベトナムのハノイで予定されていましたが、
ベトナム政府が財政難を理由として2014年4月に開催辞退を決定し、
2014年9月に代替開催地としてインドネシアのジャカルタと
パレンバンが決定しました。
2都市での共同開催はアジア競技大会としては初めてとなります。

ベトナムでは2014年3月、アジアオリンピック評議会(OCA)が
当初計上していた大会開催予算1.5億USドルは現実的では
無いとの懸念を国会で提起し、過去の大会経費を引用し、
3億USドル以上必要との試算を示しました。

その結果、2014年4月17日にグエン・タン・ズン首相が
財政難により大会運営費を調達できないとして大会開催返上を
発表し、これを受けて代替開催地にインドネシア、中国、
アラブ首長国が候補とされ、最終的にインドネシアに
決定しました。

アジア競技大会は第二次世界大戦後、インドの提唱により
始まったアジアの国々のための総合競技大会です。
1951年にインド・ニューデリーで第1回夏季大会、
冬季大会は1986年に札幌で初開催されました。
アジアオリンピック評議会(OCA)が主催するため
「アジア版オリンピック」とも言われています。
今後は第19回(2022年9月10日~9月25日)が中国の杭州で、
第20回(2026年9月19日~10月4日)が日本の愛知で開催予定です。