タイの中古車市場に関してのサマリー

2012~2013年度インラック政権におけるファーストカーバイイング
プログラム(初回自動車購入減税プログラム)によって
タイの自動車生産台数、販売台数は一気に加速し、
2012年度自動車生産は過去最高の245万台(+68.3%増)、
国内販売は143万台(+80.9%増)でした。
2015年度自動車生産は191万3002台(+1.8%増)、
国内販売は79万9592台(―9.3%減)となりました。

インラック政権主導の新車購入支援補助政策などで、
本来バイヤーでない人達までも購買意欲が高まり、
その影響が2013年、2014年と続くことになりました。
無計画な購入者がローン支払い出来なくなり車を手放した結果、
中古車市場に在庫があふれ、 中古車市場価格は20~30%下落、
中古車の零細ディーラー、テントと呼ばれる業者などは閉鎖する
流れとなっています。

また、2014年度のプラユット軍事政権発足以降、ローンの審査も
厳しくなっており、それも中古車販売不振の原因とされています。

タイは保険会社が代車を提供する慣習が無く、保険会社で保有する
車が少ないため、中古車オークションに流れる車のほとんどが
金融機関の差し押さえた自動車になっています。
残りはリースアップした車両、レンタカー会社の車両などです。

タイ国内に海外中古輸入車を持ち込むためには厳しい基準をクリアし、
高い関税等を支払う必要があるため、一般的には普及していない状況
ですが、それでも一部の富裕層は高級車を購入しています。