タイ財務省は服喪期間中の経済活動減速回避を検討

タイ財務省は、プミポン国王崩御の服喪期間中の経済活動減速を
防ぐため、2016年第4四半期の下振れリスクを相殺する経済刺激策を
検討しています。

タイ政府は国家公務員・タイ政府機関は1年間の服喪期間を設けると
発表しています。
一方、民間企業へ向けては30日間の服喪期間を推奨しています。
自粛ムードの広がる中、広告、イベント、展示ビジネス、ホテル娯楽業界
などは影響を受けると分析されていますが、短期的な影響になると
予想しています。

バンコクの街中にある大型屋外デジタル広告はすべて王様の写真・映像へ
切り替えられていますが、VGIグローバルメディア(VGI)などの株価は
まだ大きく影響していません。
芸能最大手GMMグラミー(GRAMMY)は7.9バーツ台を推移、
2位の芸能大手RS(RS)は7.7バーツ台を推移しています。

テレビ関連大手のBECワールド(BEC)は10月12日に―11%以上の下落を
記録しましたが、その後回復。
MCOT(MCOT)も11バーツ台から回復しています。

タイ広告市場全体としては、少なくとも第4四半期では―5%以上の
下落を予想されています。
タイのメディア協会Media Agency Association of Thailand
(MAAT)ではお祝い事、大きなイベントは軒並み中止や延期となる
ことで、2016年11月12日までは確実に影響を受けると分析しています。
2016年度通年の予測は当初4%増で、15年度1220億バーツから伸びる
と予想されていました。