タイ国営銀行のクルンタイ銀行は2016年融資額は下落の見通し

タイ国営のクルンタイ銀行Krungthai Bank(KTB)は2016年1月~9月期の
融資額を発表。
前年同期比‐6%減であり、インフラプロジェクトなどのスローダウンを
理由としています。
融資額の当初目標額は前年比+3%でした。
同行は融資先が大型企業、国営企業がメインであり、他行や商業銀行は
中小企業向け・住宅融資向けローンなどの需要が増えています。

バンコク銀行Bangkok Bank(BBL)は2016年度融資額の成長率は+3~5%の
成長率を予測。
サイアム商業銀行Siam Commercial Bank(SCB)は+4~5%の成長率、
カシコーン銀行Kasikornbank(KBANK)は+6~7%の成長率をそれぞれ
予測しています。
クルンタイ銀行(KTB)の2016年度9月までの総融資額は1兆9100億バーツ
で、前年同期比-5.99%の下落になっています。

クルンタイ銀行(KTB)はタイで資産規模第2位の銀行で、
個人向けから法人向け融資まで幅広くフルバンキングサービスを
手掛けていて、大手法人・行政組織に対して大きな力を持つ
国営銀行です。
本店はプルンチット駅近くのスクンビット通りに面した場所に
あります。
子会社KTC(クルンタイカード)ともつながりが深く、薄い水色の
イメージで商業銀行として有名です。

創設は1966年のAgricultural Bank LimitedとProvincial Bank
Limitedの合併からはじまり、財務省が大株主として資本参加
していました。
この時点から 現在のクルンタイ銀行のロゴマーク”Wayupak bird”
(バユパックバード)が誕生しています。
FIDF(Financial Institutions Development Fund)金融機関再建開発
基金(55%)が大株主です。
タイ国外には東京、香港、台北を含め12の支店を持っています。
2016年度は引当金をさらに10億バーツまで引き上げます。