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タイの大手石油精製企業、IRPC社に関して

タイ国営石油(PTT)傘下であるIRPC(アイ・アール・ピー・シー)
は旧社名がTPI(タイ・ペトロケミカル・インダストリー)でした。
現IRPC・旧TPI社はオレフィン、アロマティクス(芳香族化学品)、
プラスチックペレットなどを製造する石油精製大手企業です。

1997年のアジア通貨危機・バーツ危機による負債増加で、
負債総額35億ドルを抱え経営破綻、その後創業家であった
リャオパラット家とその債権者がタイ法廷の内外で闘争
を繰り広げました。
数々の争いが泥沼化していく中、2005年にタイ国営石油会社、
PTTなどタイ政府資本が株式の過半数を取得、PTT傘下で経営
再建が進められました。

同社は2005年11月でタイ・ペトロケミカル・インダストリー
(TPI)から社名変更し、Integrated Refinery Petrochemical
Complex Plc(IRPC)の略称で新社名となりました。
再建が遅れた理由には、経済危機で27億USドル規模の巨額債務を
抱え、創業者プラチャイ氏と債権者の対立から裁判が行われていた
ことがあげられます。

IRPC社の持つラヨーン県の製油所は、公称原油処理能力21.5万BPD
で、2014年実績は17.4万BPD(稼働率81%)となっています。
2016年度の第3四半期までの業績は売上1338億バーツ、
純利益80億バーツとなっています。

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