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タイ電力公社のハイボルテージに関する大規模な入札を実施予定

タイ電力公社Electricity Generating Authority of 
Thailand(EGAT)が2017年にハイボルテージ変電ライン(HVTL)
に関して500キロボルテージ1570億バーツ分の入札を行う計画を
明らかにしました。

EGATの副総裁は2018年後半にもプロジェクトの残り部分を実施する
としています。
HVTLは40年以上利用してきており、既存電力回線の入れ替えであると
しています。
新規に入れ替えることで電力供給の品質を高めるとしています。

入札に関してはタイのすべての企業と国際的な企業にも開放する
予定です。
EGATではおよそ6000億バーツ分を投資として、10年間掛けて
実施するとしています。

入札実施するHVTL製品の供給先のほとんどは、タイ南部と
タイ東北部です。
特にタイ南部地域は観光産業が伸びていて、ホテルなどを中心に
電力需要が増加しています。
タイ南部では二つの新しい石炭火力発電所開発が近隣住民の反対運動の
ため遅延しています。

タイ南部のハイボルテージ変電ラインは632億バーツで800Kmに及ぶ
長さになります。
2019年から利用できる計画です。
ラチャブリ県、プラチュワップキリカン県、スラタニ県、プーケット県
などで、南部での電力供給をより効率化するために新しい送電線を
開発します。

また、その他のプロジェクトでは、ラオスの水力発電所からの送電網を
整備するため、940億バーツを掛けてタイ東北部のHVTLを
切り替えていきます。

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