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タイの石油精製大手、バンチャーク石油の発電事業子会社がインドネシア地熱発電を買収

石油精製大手、バンチャーク石油(BCP)の子会社で発電事業大手の
BCPG(BCPG)社では、インドネシア地熱発電企業の買収を決めています。
CEOであるBundit Sapianchai氏は、995MWの地熱発電事業を
展開しているスターエナジーStar Energy Group Holdings社を
120億バーツかけて2017年第2四半期に購入完了予定としています。
同社はインドネシアでの地熱発電各社へ出資をしています。
347MW発電の Wayang Windu Power Plant(20%)
377MW発電の Salak Power Plant(17.3%)
271MW発電の Darajat Power Plant(17.3%)

これらの発電所に関してはインドネシア国営電力Perusahaan Listrik
Negara (PLN)との電力供給契約を持っています。
今回の投資はBCPG社の長期安定性を強化し、再生可能エネルギー開発に
おける事業成長戦略に沿ったものであるとしています。

BCPG社は発電事業者として2016年9月にタイ証券取引所(SET)へ上場を
果たしました。
2016年度業績は売上33億8000万バーツ、純利益15億4100万バーツと
なっています。
バンチャーク石油(BCP)社の再エネ事業を分社して設立されました。
2015年12月に分社設立、上場によってBCP社グループの出資比率は
約70%、約30%は市場で売却しています。

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