タイ国鉄に早期業績回復の指令が出される

タイ国鉄State Railway of Thailand(SRT)では早急に
子会社を設立し、累積する赤字の解消と業績回復を
求められています。
広大な保有地域で商業利用管理の実施可能な子会社設立を
加速するよう命じられています。
タイ国鉄ではおよそ1000億バーツの膨大な債務を抱えています。

タイ国家企業政策局(SEPO)のEkniti Nititanprapas局長は、
タイ国鉄は既存保有のマッカサン地区にある497ライの土地を
含む39,000ライ以上の不動産を利用することで、30年内に
3000億バーツを回収出来ると分析しています。
15,000ライの土地は民間企業との契約を済ませています。

タイ国鉄は2017年10月にレッドライン
(バンスー駅~ランシット駅、バンスー駅~タリンチャン駅)
を運営する子会社を設立しています。
同ラインはタイ国鉄の複線化事業ともアクセスし、
他の大量輸送交通機関とも接続できるインフラとなる予定です。

レッドライン2路線の建設は、2017年~今後3年間で完了する
予定です。
ここからの収入はタイ国鉄財政に関しプラスに働くと
見られています。

タイ国家企業政策局では持続可能な発展を確保し、長期的な
経営改革を実行するため、以下7つの国有企業へ改善指導を
通達しています。
(タイ国営鉄道、タイ国際航空、バンコク大量輸送公社、
タイ電話公社、タイ通信公社、タイイスラム銀行、
タイ中小企業開発銀行)

7国営企業の中ではバンコク大量輸送公社が最大の損失を
被っており、2016年第1四半期末で1020億バーツの純損失を
出しています。
2015年にはイスラム銀行が242億バーツ、2016年には
タイ中小企業開発銀行が74億バーツ損失を計上しました。
SEPOでは2021年までの5か年計画で各企業が業績改善
出来るよう指導していきます。