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エネルギー最大手、タイ国営石油PTTは5か年計画を発表

石油・天然ガスなどエネルギー最大手のタイ国営石油PTT
(PTT)では、5か年事業計画を発表しています。
同社では主にS字カーブ産業のサポート投資を進めると
しています。
2018~2022年の期間でおよそ3400億バーツを投じ、
事業拡大をさらに進めます。

CEOのTevin Vongvanich氏は同社取締役会で、
3D関連のコンセプト事業で投資予算を承認したと
コメントしています。

総予算のうち312億バーツは既存事業効率化を目的とした
生産性向上プロジェクトです。
また、1349億バーツ分は天然ガス施設開発とアップグレードの
投資とします。

163億バーツはイノベーションを起こしそうな新産業へ投資します。
主なプロジェクトとしてはエネルギー貯蔵システム、
ライフサイエンスのベンチャーキャピタルなどを候補と
しています。

また、約1596億バーツでビジネス多角化を目指し、
PTTオイル・リテールPTT Oil and Retail(PTTOR)100%
子会社に投資します。

タイ国営石油PTT(PTT)社はタイ国内で天然ガス事業・
石油事業を行うエネルギー関連企業で、タイ国政府工業省
直轄のタイ石油公団として設立され、2001年にタイ証券
取引所に上場しました。
タイ国財務省が同社株式の51%を保有しています。
タイ国内でも最大の企業であり、多くの子会社を有しています。
同社の2017年度1月~9月期業績は売上1兆5020億2300万バーツ、
純利益998億1600万バーツでした。 

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