タイの3空港とEEC地域を結ぶ高速鉄道へ約1120億バーツ投資を承認

タイ政府はバンコク首都圏・タイ東部にある3カ所の国際空港
(ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港)を
接続させる新たな高速鉄道建設計画に投資することを閣議で
承認しました。

バンコク東部のハイテク産業集積地「東部経済回廊EEC」を通る
インフラを整備し、海外企業投資を促すことも狙いです。

3空港を結ぶ高速鉄道は全長220キロ、最高速度は時速250キロが
想定されていて、民間資金を活用する官民パートナーシップ
(PPP)事業とし、
国際入札を実施した上で2022~23年の開通を目指す計画です。

同建設計画には日本や中国、フランス、ドイツなどの企業が関心を
示しており、今後は激しい受注合戦が展開される可能性があります。

新しい高速鉄道建設にはタイ政府が合計1119億バーツを
予定していて、土地購入にまず35億バーツを拠出し、
10年間で残りの1083億バーツを投資する予定です。
50年間のコンセッションとし、総額2235億バーツの
プロジェクトとなります。

民間パートナーは土木工事、信号システム、列車、不動産開発、
およびメンテナンス投資が任されるとしています。

同鉄道計画は、既存の高架鉄道エアポートレールリンクを
ドンムアン空港とスワンナプーム空港に延伸する形で拡張する
建設工事です。
ドンムアン空港~パヤタイ駅、スワンナプーム空港駅~
ウタパオ空港を新たに建設します。

高速鉄道駅はドンムアン空港、バンスー駅、マッカサン駅、
スワンナプーム空港、チャチャンサオ駅、チョンブリ駅、
シラチャー駅、パタヤ駅、ウタパオ空港の9駅で構成される
予定です。