インドネシアの石炭採掘大手、アダロ・エナジーは採掘量増加の予想

インドネシアの石炭採掘大手、アダロ・エナジーAdaro Energy
(ADRO)は、2017年74万トンの石炭生産量から2018年は100万トンを
目標としています。

同社はRio Tinto社からのオーストラリア・ケストレル鉱山買収による
生産量増加を期待しています。
また、子会社のAMC:Adaro MetCoal Companies社は5400万トンの
埋蔵量を東カリマンタン州と中部カリマンタン州の7つの鉱山権益内に
保有しています。
Adaroの声明によると、これは低灰分・低硫黄含有率の石炭資源
13億5,000万トンを保有する可能性があるとしています。

石炭はインドネシア国内の発電所、製鉄工場などへの燃料に回され、
インドネシアの今後の鉄鋼需要も支えていくと見ています。

同社では燃料炭に加え、粘結炭の生産量も増やす計画です。
ケストレル鉱山買収によってアダロ社へ地下採掘の専門知識が
導入されるとしています。

リオ・ティントRio Tinto社はロンドンを本社とする世界的な
多国籍鉱山開発企業です。
オーストラリア証券取引所、ロンドン証券取引所、
ニューヨーク証券取引所に上場しています。
設立は1873年で、鉄鉱石、ボーキサイト、アルミナ、アルミニウム、
銅、 モリブデン、金、ダイヤモンド、石炭、ウラン、酸化チタン
などを採掘・生産しています。

1995年に英国に本拠をおく鉱業会社RTZとオーストラリアのCRAが
二元上場会社を形成することにより成立した企業で、
2社は別個の会社として残り、オーストラリア証券取引所には
Rio Tinto Limitedが上場し、ロンドン証券取引所には
Rio Tinto plcが上場しています。

リオ・ティント社は2018年3月、クイーンズランド州の地下炭鉱、
ケストレルKestrelの株式をEMRキャピタルとアダロに
22億2500万ドルで売却することを発表しています。