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タイの酒造大手、ブーンロードブリュワリーは不動産事業へ投資【タイ:サービス】

タイの酒造大手、ブーンロードブリュワリーBoon Rawd 
Brewery社は100億バーツを投じて不動産事業を強化していく
方針です。
2017年時点で35%を占める非アルコール事業を伸ばす計画で
同企業グループ売上構成の50%まで引き上げるとしています。

グループ全体の売上はおよそ1000億バーツで、そのうち65%が
アルコール製品です。
グループCEOのSanti Bhirombhakdi氏は、年間投資予算
100億バーツを用意し、不動産開発、ホテル開発を進めると
しています。
また、観光事業にも関心を高めています。

同社子会社のシンハー・エステイトSingha Estate(S)は
2017年~2019年の期間でモルディブのホテルプロジェクトへ
およそUS$3億1000万ドルを投資します。

フェーズ1ではモルディブ最大の潟湖である
Emboodhoo Falhuと3つの島の50年間リース・更新オプション
+49年契約をモルディブ政府と交わしました。

フェーズ2はさらに6つの島を開発する予定です。
合計9つの島ではそれぞれ個別の開発コンセプト
“One Island, One Theme, One Hotel”を掲げる予定です。

またタイ国内ではバンコク首都圏で合計110億バーツ規模の
新しい住宅プロジェクトを開始する予定です。

そのうち一つEsse Sukhumvit36は、シンガポール証券
取引所(SGX)の上場企業、ホンコンランドHongkong Land
(H78)との51:49の合弁会社を設立し開発します。

シンハー・エステイト社(S)は既存上場していた
ラサ・プロパティRasa Property Development(RASA)を
2014年に30億バーツで買収し社名変更しています。

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