シンガポールの不動産大手企業の解説と業績(1)【シンガポール:不動産開発】

シンガポールの不動産開発最大手はキャピタランド
Capitaland(C31)社です。
同社は2000年にDBS銀行子会社のDBSランドと、
STプロパティ・インベストメント子会社のピデムコランド
Pidemco Landが合併し、誕生しました。

キャピタランドCapitaland(C31)社はシンガポール
のみならず世界30カ国150以上の都市で事業を
展開しています。
また、アジア全域でも住宅・商業不動産開発を
手掛けています。
シンガポールと中国市場を主軸としつつ、インドネシアや
ベトナムなどにも拡大を続けています。
2017年業績は売上46億1000万Sドル、
純利益15億5100万Sドルでした。

同社は複数の上場企業をグループ企業として保有しています。
代表的なものは不動産投資信託のキャピタモール・トラスト、
キャピタコマーシャル・トラスト、
アスコット・レジデンス・トラスト、キャピタリテール・チャイナ・
トラストなどです。

2位のシティ・デベロップメントCity Developments(C09)は
世界28カ国100箇所以上に展開している国際的不動産開発会社です。
民間住宅、オフィス、ホテル、サービスアパートメント、複合開発、
ショッピングモールなど、総床面積約1800平方フィート以上の
開発を手がけています。
2017年業績は売上38億2900万Sドル、純利益5億3800万Sドルでした。
子会社のMillennium & Copthorne Hotels plc(M&C)は
ロンドン証券取引所に上場しています。

フレイザーズ・センターポイントFrasers Centrepoint(TQ5)は
シンガポール、アジア・世界で展開する住居商業不動産開発、
ホテル不動産大手企業です。
2013年にチャローン・シリワダナパクディ(蘇旭明)氏が率いる
タイの酒造財閥、TCCグループが同社を買収し傘下に収めました。
TCCグループは食品飲料大手、フレイザー&ニーブ(F&N)も
発行済株式90%強を購入し買収しています。

また、フレイザーズ・センターポイントFrasers Centrepoint
(TQ5)は2016年にタイ上場工場用不動産、タイコン・インダストリアル・
コネクション(TICON)の株式約40%を132億バーツで取得することを
発表しました。
2017年業績は売上40億3000万Sドル、純利益6億8910万Sドルでした。