タイ国営石油公社は子会社、PTTオイル・アンド・リテールの分離・事業開始【タイ:小売】

タイ国営石油公社(PTT)は、子会社のPTTオイル・アンド・
リテール(PTTOR未上場)を2018年7月から営業開始する
予定です。
PTTオイル・アンド・リテールは2019年に新規株式上場を
予定しています。

PTT社が保有する事業資産は2018年7月にPTTオイル・リテールへ
移転する予定です。
タイ証券取引所への新規上場プロセスは、事業資産が移転された
後に株式公開(IPO)の準備を進めていくとしています。

PTTオイル・アンド・リテール(PTTOR)はタイ国内における燃料
および非石油サービス事業、燃料サービス、調理ガス、潤滑油
などの販売を手掛けています。
同社資産の大部分はガソリンスタンドで、石油・LPGガス・
小売り事業が含まれます。

タイ国営石油(PTT)の株主総会において、PTTがPTTオイル・アンド・
リテールに資産1220億バーツの移転を承認したと発表されています。

これによりPTTオイル・アンド・リテール(PTTOR)は、石油鉱区の探鉱・
生産を行うPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)、石油精製大手タイオイル
(TOP)、石油精製・石油化学のIRPC(IRPC)、グローバル・パワー・シナジー
(GPSC)に続き6社目の大型上場になる予定です。

PTTオイル・アンド・リテール(PTTOR)社は1株当たり100バーツ額面で
78億バーツの資本を登録しています。
資産移転が完了した後、登録資本金の増加を検討します。

同社長期計画ではガソリンスタンド数を2021年までに1,500から
1,800に増やす予定です。
また、カンボジア、ミャンマー、ラオス、フィリピンでは
現在の170カ所から、2020年までに500カ所へ増加させる計画です。

また、同社は消費者向け小売事業としてジフィーミニマート、
アマゾン・カフェの2ブランドを展開しています。
2020年までにアマゾン・カフェの店舗数は2700店舗まで伸ばす
計画です。

PTTオイル・アンド・リテール社の2017年業績は売上4,840億バーツ
と報告しています。
2016年の5110億バーツから減少しましたが、純利益は99億バーツから
161億バーツに増加しました。