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タイでは中国のプラスチック・電子廃棄物輸入禁止措置により影響が出る【タイ:廃棄物】

中国政府が発表したプラスチック・電子廃棄物の輸入禁止措置が
東南アジア各国に影響を与えています。

タイ政府の関税局によると、2017年全体では145,000トンの
プラスチック廃棄物がリサイクル用に輸入され、2018年1月~
5月の5ヶ月間では輸入量が急増して212,000トンが輸入された
としています。
また、2017年の電子部品廃棄物輸入量は64,400トンでしたが、
2018年1月~5月の5ヶ月間では既に52,200トンに達しています。

輸入廃棄物の90%がチョンブリ県のレムチャバン貿易港を
通過してきました。
タイ国内のプラ・電子部品系廃棄物輸入者は政府の工業部門・
貿易部門から許可を得る義務がありますが、2017年に中国が
輸入禁止措置をとって以降、タイへの輸入量が急増したと
指摘が出ています。

さらにタイ国内のリサイクル業者が廃棄物を大量に
密輸入している実態も発表され、密輸廃棄物を扱う工場の
捜索に踏み切るなど取締りを強化しています。

2018年6月5日の世界環境デーでは「プラスチック汚染をなくそう」
というテーマが掲げられましたが、タイではプラスチック廃棄物流
入量が急増していることへの指摘や環境問題に配慮し、
国内のプラスチック使用量を減らすべきとの意見も出ています。

国際環境NGOグリーンピースは、タイは年間100万トンの
プラスチック廃棄物を発生させ、その3%以上が海洋に
侵入しているとコメントしています。

タイ国内で排出される廃棄物のうちプラスチックの占める割合は12%で、
これは中国の11%を上回っています。
2017年にタイ政府が行った調査によると、
平均してタイ人は1日あたり8枚のビニール袋を使用していました。
これは年間約1980億バーツ相当の費用がかかっています。

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