マレーシアのプロトンは消費税廃止の恩恵で販売台数増加【マレーシア:自動車】

マレーシアのプロトン・ホールディングス(非上場)では
2018年の6月の販売台数が前月比で+50%、6173台と大きく
伸びたことを発表しています。

マレーシア政府は5月に政権交代を実現させたマハティール首相の
選挙公約通り、消費税(Goods and Services Tax)6%を
廃止すると発表していました。
その結果、高額品である自動車の購入増加につながっています。

プロトン社のCEOであるAbdul Rashid Musa氏は、
プロトンブランドの市場シェアは伸びているとコメント
しています。
マレーシア国内自動車市場シェアは2018年5月の9.5%に
対し、10%まで増加したと発表しています。

プロトン社の代表的なブランドSaga、Personaの2車種が
牽引していて、Sagaの販売台数6月分は3000台が販売されました。
マレーシア国内購入者にとって、品質が良く手頃な価格であること、
広い車両スペースが人気要因であるとしています。

プロトンはかつて、マレーシア証券取引所(BRUSA)に
上場していましたが、業績低迷などを理由として
非上場化しています。
本社はスランゴール州シャー・アラムにあります。

社名はマレー語のPerusahaan Otomobil Nasional
(国民自動車会社)の略です。
1980年代、当時の首相マハティール氏が国産車構想を掲げ、
1983年に政府のバックアップによって設立されました。

プロトンはイギリスのスポーツカーメーカー、Lotus Carsを
傘下に持っていましたが、2017年5月、
中国の吉利汽車ホールディングスがプロトンの49.9%株式を
取得すると同時に、Lotus Cars株式も51%を取得し、
傘下に収めました。