事業用ローンを利用するタイの中小企業は300万社中17%にとどまる【タイ:金融】

タイ中央銀行のシンクタンクであるPuey Ungphakorn Institute 
for Economic Researchの調査結果によると、事業用ローンを
利用しているタイ中小企業の割合は300万社中17%に過ぎませんでした。

また、中小企業登録している520,233社の中でわずか10%
(50,000社程度)が中小企業向け融資(SMEローン)利用全体の
84.2%を占めていました。

中小企業の分類では、法人登録が130,844件、個人事業経営として
389,389件が登録されています。

商業銀行からの資金調達源を使用していない中小企業は、
銀行ではない金融機関やその他の手段で資金調達をしています。
その中でもインフラなどに従事している中小企業で高い事業ローン
利用度が見られました。

同調査は15の大手金融機関とタイ国家与信局で実施しました。

個人事業者の63.3%が単一の銀行口座しか使用しておらず、
より大手に近い中小企業である1%だけが
複数の金融機関と付き合いをしている実態が浮かび上がりました。

また、中小企業法人の42%が貸出口座を1つしか持っておらず、
8.3%だけが10以上の貸出口座を持っているとされています。

中小企業の不良債権額は2520億バーツで、商業銀行の中小企業
融資総額の6.2%を占めています。