インドネシアのエタノール生産企業、マヌサリ・ムルニ・インダー、企業解説【インドネシア:製造】

インドネシアのエタノール生産企業、マヌサリ・ムルニ・インダー
(MOLI)は、4億9595万株を発行し同社全株式の20%を放出予定です。
調達規模は2479億~2975億ルピア(およそ1900万USドル)と
しています。
IPO開始価格としてPERは9~11倍の株価収益率となるとしています。

主幹事はスコール・セクリタス社が行います。
新規株式の80%がインドネシア国内機関投資家に配分され、
残り20%は個人投資家に分配される予定です。

調達資金の用途としては、南スマトラ州ランプン地区で新工場を
設立することと、エタノール生産能力増強に投資すると
発表しています。
東ジャワ州ラワン地区ではエタノール貯蔵倉庫を建設予定です。

2018年7月時点でマヌサリ・ムルニ・インダー(MOLI)社の
エタノール生産能力は年間8,000万リットルです。
2019年稼働予定の新工場が完成すると、
年間1億3,000万リットルに上昇します。

新エタノール工場は投資額5,500億ルピア(約3820万USドル)と
予想されています。
2,000億ルピアはIPOでの調達資金、1,500億ルピアは銀行借入、
2,000億ルピアは企業内の内部留保資金から投資します。

2018年第1四半期業績は純利益が前年同期比75%増で
317億ルピアでした。
売上は+2.1%増の2775億ルピアとなりました。
2018年の通年予測では売上は1.4兆ルピアを目指します。

同社はインドネシア国内エタノール市場シェアの53%を
握っています。
生産したエタノールの40%は海外向けとして台湾、ベトナム、
タイ、フィリピンなどへ輸出しています。
購入先は化粧品業界が最大のバイヤーで、売上の30%を
占めています。