シンガポールのケッペルグループ事業【シンガポール:グループ会社】

ケッペル・コーポレーション(BN4:Kepcop)はシンガポールの
多角経営企業です。
主な事業は建設・エンジニアリング、造船業務、インフラ整備、
不動産開発・投資、通信・運輸、エネルギーなどを展開しています。

同社は世界有数の海洋石油掘削機企業でもあります。
オフショア・海洋事業、インフラ整備事業、不動産事業、
投資事業を国際的に展開してきました。
海洋事業においてはグローバルリーダーとして、
オフショアリグの設計、建設、修理や船舶の修理、改装、
造船を行っています。

2017年業績は売上59億6400万Sドルで前年比11%減、
純利益は2億1700万Sドルで前年比72%減でした。

1968年にKeppel Shipyard(Pte)Ltdとして
法人化されましたが、その歴史は100年以上にわたって
続いています。

ケッペルという名前は1848年に初めてシンガポールに
到着した英国船長のヘンリー・ケッペル船長(1809年‐1904年)
から派生したものです。
シンガポール港があるタンジョンパガールにある深海港を
発見しただけでなく、その貿易価値を認識したのが始まりです。

シンガポール国内の海洋部門拠点となるジュロンに
事業移転する前の1968年に、タンジョンパガールの
ケッペル港に会社が設立されました。

主な子会社に、
Keppel Offshore & Marine(世界最大の石油掘削装置の生産者)、
Keppel Land(不動産事業)、
Keppel Infrastructure Holdings(インフラ事業)、
Keppel Telecommunications&Transportation(通信)、
Keppel Capital Holdings(投資会社)などがあります。

そのほかにも不動産投資信託REIT、投資持株会社があります。

シンガポール証券取引所(SGX)に上場しているKeppel REIT
(K71U:Keppel REIT)は不動産REITで商業不動産、
オフィス商業施設を中心に投資しています。
2005年から開始されシンガポールに本社を置いています。
2017年時点の総資産は76億400万Sドルでした。

Keppel DC REIT(AJBU)ケッペルDCリートはデータセンター
不動産投資信託です。
データセンターの目的で使用される不動産資産の多様な
ポートフォリオとアジア太平洋およびヨーロッパに焦点を
当てた不動産関連資産に直接的・間接的に投資しています。
2011年3月に設立され、シンガポールに本社を置いています。
2017年時点の総資産は17億6300万Sドルでした。

ケッペル・インフラストラクチャ・トラスト(A7RU)は
インフラ中心のビジネス・トラストとして投資しています。
ガス、水関連(淡水化プラント、水処理プラント)、
コンセッション、電力・送電、およびコーポレートの
各セグメントを通じて投資しています。
2007年に設立され、シンガポールに本社を置いています。
2017年時点の総資産は39億9600万Sドルでした。

ケッペルテレコミュニケーション&トランスポーテーション
(K11)は、物流サービスおよびデータセンター設備の提供に
携わる投資持株会社です。
ロジスティクス、データセンターなどの各セグメントを
展開しています。

ロジスティクス部門では港湾運営、物流サービス、
サプライチェーンソリューション、倉庫保管、コンテナの保管と修理、
貨物輸送サービスの提供を行っています。
データセンター部門では、データセンターコロケーションサービス、
事業継続、災害復旧、施設管理、不動産投資信託管理サービスを
提供しています。

インベストメント部門はロジスティクス部門・データセンター部門
以外の事業体の投資持株会社です。
同社は1965年に設立され、シンガポールに本社を置いています。
2017年業績は売上1億7600万Sドル、純利益5100万Sドルでした。

Keppel Land(K17)は2015年に上場廃止されています。
ケッペルランド株主がケッペル・コーポレーションに
オファーと同じ条件で株式購入することで2015年7月に
上場廃止となりました。