医療用ゴム手袋大手、ハルタレガ・ホールディングス、企業解説【マレーシア:製造】

ハルタレガ・グループはマレーシアのフォーブスランキングにも
登場する富豪、クアン・カムホン氏が設立した企業グループです。

クアン・カムホン氏はクアラルンプール地区周辺の高級住宅を
建設していた父親の会社で建築と建設の仕事を始め、その後
1978年にティール・ウィービング社を設立し、織物ラベルと
バッジ製造の事業を開始しました。

1988年に創立されたハルタレガ・ホールディングス
(HARTA:5168)は、世界40カ国に医療用ゴム手袋を輸出する
手袋メーカーへ成長しています。
自社オリジナルブランドとOEMブランド双方でおよそ300億枚の
手袋を生産しています。

マレーシア国内には多くのゴム手袋生産事業者があり、
同国の輸出分野で大きなシェアを占めています。
輸出先はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中に
広がっています。

競合としてはトップ・グローブ(TOPGLOV:7113)、
コサン・ラバー・インダストリー(KOSSAN:7153)、
スーパーマックスコーポレーション(SUPERMX:7106)などが
あります。

ハルタレガ・ホールディングス(HARTA:5168)社の
2017年業績は売上24億600万リンギ、
純利益4億3900万リンギでした。

同社は近年、他社との差別化を図るため、
医療機関向けの革新的な抗菌性99%ゴム手袋の開発を
行ったり、生産能力拡張を計画しています。

次世代型統合グローブ製造複合プラントとして、
プラント5および6の建設を進めています。
完成すれば年間生産能力をさらに年間45億枚増やせる
計画です。
2018年9月時点の同社の総生産能力は317億袋/年間と
なっています。
さらにプラント7も計画段階にあり、年産26億枚の生産能力
増強を予定しています。