飲料大手、フレイザー・ニーブ・ホールディングス、砂糖税の影響【マレーシア:食品・飲料】

マレーシア政府の決定した砂糖税導入によって、清涼飲料水・
食品大手、フレイザー・ニーブ・ホールディングス(3689:F&N)は
全体売上の30%に影響するとしています。

マレーシア政府では2018年11月に、砂糖入り飲料を対象とする
「砂糖税」や、英国と同様の「デジタルサービス税」などの新税を
相次いで導入する方針を発表しています。
前政権で膨らんだ政府債務の削減に向けて、課税システムの改革を
進めます。

マレーシア砂糖税は2019年4月から開始され、1リットルあたり
40センが課税されます。
100mlあたり5g以上の砂糖または砂糖ベースの甘味料を含む
清涼飲料水および、100mlあたり12g以上の砂糖を含む果物・
野菜ジュースに課税される予定です。

しかしマレーシア格付企業のRAM Ratingsでは、
同課税政策はフレイザー・ニーブ・ホールディングス
(3689:F&N)の格付けに直接的な影響を与えないと
コメントしています。

同社のソフトドリンク事業は利益が薄く、課税コスト上昇を
吸収する余地がほとんどないとしています。
そのため飲料製品価格の高騰は消費者に反映されると
見られています。

フレイザー・ニーブ・ホールディングス社は主にマレーシア、
シンガポール、タイで展開する飲料・食品大手企業です。
清涼飲料水や茶飲料、乳製品の製造・販売を手掛けています。
他の地域・国へも製品輸出しています。
同社の2017年業績は売上41億100万リンギ、
純利益3億2300万リンギでした。