ニッポン・インドサリ・コーピンド独占禁止局から罰金命令を受ける【インドネシア:食品】

インドネシア政府独占禁止局は、インドネシア最大の製パン
事業者であるニッポン・インドサリ・コーピンド(ROTI)に対して、
2018年1月に企業行動報告をしなかったため罰金を科したと
発表しています。

Commission for the Supervision of Business Competition
(KPPU)は28億ルピア(#196,000ドル)の罰金を科しています。

同社は冷凍食品と菓子食品事業の強化を目的として2018年1月に
菓子生産企業、Prima Top Bogaの株式51%を315億ルピアで
取得しましたが、その買収報告を怠ったためとしています。

ニッポン・インドサリ・コーピンド(ROTI)社は
製パン、Sari Rotiブランドで知られている会社です。
外国資本は日本の敷島製パン、双日、
Pasco Shikisima Corporation社、アメリカ資本で
ニューヨーク拠点のKKR&Co社、ブリティッシュバージン島の
Bonlight Investment社、Indoritel Makmur International社が
あります。

同社はインドネシアの製パン大手企業で、1995年に現地企業や
日商岩井(現双日)との合弁会社として設立されました。
現地で圧倒的シェアを占めるパンメーカーに成長し、食パン、
菓子パン、パン粉、シフォンカップケーキ、ラザニア等の製品を
提供しています。
インドネシア大手財閥サリム・グループが傘下の投資会社を通じて
31.5%を出資しています。

2017年業績は売上2兆4911億ルピア、純利益1459億ルピアでした。
2018年1月~9月の9ヶ月間では、売上が前年同期比8.8%増の
1兆9800億ルピア、純利益は前年同期比+5.6%増の1020億ルピアと
なっています。