インドネシアのアネカタンバン社、イナルム社と共同開発パートナーを模索する

鉱山開発のアネカ・タンバンPT Aneka Tambang(ANTM)では、
今後有望な鉱山資源ボーキサイト精錬所の開発に関して
共同パートナーを模索します。
日本政府と民間企業12社がインドネシア政府との合弁で設立した
インドネシア・アサハン・アルミニウム(イナルム)社は、
その後完全に国営化となりました。

アンタム社とイナルムPT Inalum社との共同開発では、技術開発の
分野でさらなるパートナーを必要としています。

同精錬所では17億USドルの投資でアンタム社単独資金では難しいと判断。
15年第一四半期にアンタム社ではインドネシア政府より3.5兆ルピアの
資本注入を受けることを国会で承認されています。
しかし同社は今後5つの開発プロジェクトを準備していて総額投資コストは
400兆ルピアになると予測しています。

インドネシアでは14年度から鉱石資源の禁輸措置が図られ、
同国の経常赤字を改善しようとインドネシア政府はニッケル鉱石などの
鉱石資源輸出を禁止し、鉱山会社に加工工場、精錬所を建設するよう
要請しました。
しかし開発進捗は遅れていて、14年末時点で唯一ボーキサイト精錬所は
Chemical Grade Alumina(CGA)精錬所で、同社子会社の
PT Indonesia Chemical Alumina社が運営しています。

アンタム社の2014年度の業績は売上で9兆4206億ルピア。
前年11兆ルピアから大きく減収。
前年4099億ルピアの増益から純利益では-7752億ルピアで大幅な
減益の業績でした。
禁輸措置以前ではアンタム社の売上の30%は鉱石輸出の売上でした。