電力会社のテナガ・ナショナルはインドの水力発電へ出資【マレーシア:エネルギー】

マレーシアの国営電力会社、テナガ・ナショナル(5347:TENAGA)
はインドの水力発電事業に出資することを発表しました。

子会社、TNBトパーズ・エナジーを通じてインドの水力発電企業、
GMRバジョリホリ・ハイドロパワーが発行する強制転換社債、
22億5600万ルピー(およそ1億3317万リンギ)を引き受けると
しています。

GMRバジョリホリ・ハイドロパワーは180MW規模の水力発電を
計画していて、ヒマチャル・プラデシュ州のヒマラヤ山脈に
河川敷地に建設を進めています。
建設進捗率は78%で2019年10月までに建設が終了予定です。

同投資はインドにおけるエネルギー資産ポートフォリオを
拡大し、再生可能エネルギー比率を増やすというテナガ・
ナショナル社の戦略に沿う投資になるとしています。

GMRバジョリホリ・ハイドロパワーは
GMRインフラストラクチャー・グループの一つです。
GMR Infrastructure Ltd社はインドのボンベイ証券取引所
に上場する企業です。

同グループは80億USドル超の資産を基盤にしたインド大手
インフラ整備会社の1つです。
これまでにインドおよび海外でインフラプロジェクトを
建設してきました。
国際空港(ニューデリー・ハイデラバード)の開発、運営、
管理および所有、主要エネルギー事業の設置と運営、
近代的高速自動車道および都市インフラ施設の開発・
運営などを手掛けてきました。

テナガ・ナショナル社はマレーシア最大の電力企業です。
現地ではTNBと略される事が多く「テナガ」とはマレー語で
エネルギーの意味です。
マレーシア国内は水力発電や火力発電、送電・配電事業を
行うほか、インドネシアやインドなどでも事業を
行っています。

前身はマレーシアの国家電力委員会でしたが、
1988年に民営化方針が発表されて1990年にテナガ・
ナショナルが発足しました。
2017年業績は売上474億8100万リンギ、
純利益82億6700万リンギでした。