タイの鉄鋼生産企業、プライム・スチール・ミル、企業解説【タイ:製造業】

タイの鉄鋼生産企業、プライム・スチール・ミル(未上場)
では、2019年の売上規模は100億バーツと横ばいで推移すると
予測しています。

世界の鉄鋼価格は米中貿易の影響を受けていて、
同社ではタイは中国の次の鉄鋼生産地域と見られていくと
分析しています。

高い関税のため中国からアメリカに出荷することができず、
中国の輸出業者は新しい市場を見つける必要性に
迫られています。

しかし、タイの鉄鋼生産企業は、鉄鋼販売価格を下げて
中国の鉄鋼製品と競争することは難しいと考えています。

タイ国内の鉄鋼市場は、タイ東部経済回廊(EEC)計画における
5つのメガプロジェクトおよび大型建設プロジェクトに影響を
受けるとしています。
さらにタイ国内鉄鋼品と海外からの輸入鉄鋼品との価格競争が
収益を圧迫する可能性もあるとしています。
2019年のタイ国内鉄鋼消費量は5~8%増の1,718万~1800万トン
と予測しています。

2014年に設立されたプライム・スチール・ミル社は
ラヨーン県のアマタシティ工業団地で400ライの熱延鋼を
生産しています。
同社はAMC(Asia Metal)とThe Steelの合弁会社です。

アジアメタル(AMC)は、鉄鋼・建材パイプの大手企業で
鋼管やC型鋼を含む様々な産業で使用される多種類の鉄鋼製品を
製造・販売しています。
熱間圧延コイルと冷間圧延タイプの鉄鋼製品は年産22万トン
製造しています。
2017年業績は売上50億600万バーツ、純利益2700万バーツでした。

ザ・スチール(THE)も鉄鋼製品を製造企業です。
スチール、スリットスチール、コイルなど製造しています。
2017年業績は売上138億2600万バーツ、純利益2億バーツでした。

合弁会社プライム・スチール・ミル社の鉄鋼工場は
年間60万トンの鉄鋼生産量を保有し、現在はおよそ50万トンを
生産しています。