パニン銀行とスタンダードチャータード銀行インドネシアはローン事業成長を期待【インドネシア:金融・銀行】

インドネシアの金融機関パニン銀行(PNBS)と
スタンダードチャータード銀行インドネシアでは、
ローン事業の堅調な成長を見込んでいます。

パニン銀行はインドネシアの主要商業銀行の一つです。
複数の金融機関の合併で1971年に設立され、
1982年に当時のジャカルタ証券取引所に上場しました。

インドネシアのさまざまな主要都市に450以上のビジネス
ネットワークを持ち、MasterCard、Cirrus、Maestroと
連携して1万8,500以上のATM機器を設置しています。
同行の事業戦略はリテールバンキング事業に重点を
置いています。
また、商業サービス向けの金融商品を主力製品として
位置付けています。

パニン銀行は商業部門のローン成長に牽引されて、
融資部門の成長率を+8%~9%と見ています。
同行の2019年のローン成長目標は2018年と同様です。
融資残高は2018年に151兆ルピア(106億USドル)まで成長し、
前年比8.06%増加しました。
同行はローン再編プログラムに注力し、不良債権総額(NPL)
比率を3%以下に抑えることを計画しています。

パニン銀行の不良債権率は2017年の2.84%から2018年末
までに3.04%に上昇しました。
2017年業績は総資産213兆ルピア、
純利益は2兆4120億ルピアでした。

一方、英国のスタンダードチャータード銀行の支店である
スタンダードチャータード銀行インドネシア(SCBI:未上場)
は、+12~13%のローン成長率を目標としています。

同行のコーポレートローンは主要セグメントとして全体の
約7割を占めています。
残りはリテールセグメントからのものです。
2018年の同行の中小企業への貸付は、貸付ポートフォリオ全体の
23%を占め、前年の13%を上回りました。
スタンダードチャータード銀行インドネシアの不良債権比率は
2017年の3.9%から2018年末には2.2%に低下しました。