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ラチャ・グループ(旧ラチャブリ・エレクトリシティ)2019第1四半期は純利益増【タイ:発電・エネルギー】

タイの独立発電事業者ラチャ・グループ(RATCH)の
2019第1四半期業績は、総売上の増加と為替差益の
影響を受けて売上112億バーツ(前年同期比12%増)、
純利益17億バーツ(54%増)となりました。

売上高の多くは電力販売(およそ92億バーツ)に
よるものでした。
また、合弁会社との利益分配から約10億バーツ分の貢献が
ありました。
同社は2019年4月に社名をラチャ・グループへ変更しています
(旧ラチャブリ・エレクトリシティ)。

海外事業では、オーストラリアのCollinsville Solar Farm
(42.5MW)が商業的に稼働しています。
また、インドネシアのリアウ・コンバインドサイクル発電所
(275MW)へ2億2200万ドル(699億バーツ)の融資を獲得する
ことに成功したと報告しました。

加えて、オーストラリアのCollector Wind Farmとの間で
1億7,900万豪ドル(39億バーツ)の融資契約を締結しました。

2019年6月にはラチャブリ県Berkpraiコージェネレーション発電所
(99.2MW)が、タイ発電公社(EGAT)への売電を開始する予定です。
同プロジェクトは、2019年第3四半期からの収益を見込んでいます。

ラチャ・グループ(RATCH)ではタイ国内外の発電所、
エネルギーおよびインフラストラクチャー事業にさらに投資して
2023年までに企業価値を2,000億バーツ、または10,000MW相当に
達する計画です。

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