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シンハーエステートはホテル事業の上場を計画【タイ:不動産・ホテル】

タイの酒造大手グループ傘下で不動産事業を展開する
シンハーエステート(S)は、3年以内に最大1000億バーツへ
資産規模拡大を計画しており、ホテル・ホスピタリティ事業を
分社化し、タイ証券取引所へ上場する計画を発表しました。
2019年第3四半期にIPOを開始する予定です。

ホテル・ホスピタリティ事業に関連する子会社名は
S Hotels&Resorts(Sホテルズ&リゾーツ)として
新規上場を目指します。
目標達成に向けて未開発の不動産開発、M&A、
ジョイントベンチャーなどの複数の投資戦略を進めます。

2018年末時点のシンハーエステート(S)の資産総額は
589億バーツで、そのうち260億バーツが
S Hotels&Resortsが保有する資産です。
シンハーエステート(S)社2018年業績は売上89億バーツ、
純利益12億バーツでした。

その他にタイ証券取引所二部市場(MAI)上場の
ニルヴァーナ・ダイイ(NVD)および不動産投資信託
REITであるS Prime Growth REIT(SPRIME)の資産が
あります。
ニルヴァーナ・ダイイ(NVD)社は主に戸建て住宅開発を
手掛け、S Prime Growth REIT(SPRIME)は
オフィスタワー:Suntowers Complexを証券化した
ファンドです。

Sホテルズ&リゾーツの資産は、REITに転換するか、
新規に上場させるかで資金調達することを目指します。

同社は2019年時点で世界中の39のホテルとリゾートに
投資しており、今後5年間で75のホテル施設に増やす計画を
持っています。
タイ国内では、チェンマイ、チェンライ、チョンブリーなどの
観光地でホテルやリゾートの拡大を検討しています。

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