BGコンテナ・グラスは子会社BGパッケージングを通じ包装製品の生産拡大計画【タイ:製造業】
シンハー・コーポレーション(未上場)傘下でガラス容器大手
のBGコンテナ・グラス(BGC)は、子会社BGパッケージング社を
通じてタイ国内外での包装需要を満たすために食品および
飲料分野向けの軟質プラスチック、生分解性包装および
クラフト紙の生産を拡大する計画です。
BGパッケージング社マネージングディレクターの
Vorawat Buranakarn氏はこれら3プロジェクトの
実行可能性を検討しており、2020年に詳細を決定する
計画を立てています。
また、これら3プロジェクトの合弁事業を形成するために
パートナーを求めているとコメントしています。
例えば、製糖会社はサトウキビからバガスを供給して
生分解性包装を作ることができるとしています。
BGパッケージング社はアユタヤ県とパトゥムターニー県の
2県で4つの包装工場を運営しています。
BGパッケージングBG Packaging社はガラス容器製造業者の
BGコンテナ・グラス(BGC)(Bangkok Glassグループ)の
子会社です。
BGコンテナ・グラス社の親会社はシンハー・コーポレーション
であり、さらにその大株主はブーンロード・ブリューワリー
です。
BGコンテナ・グラス(BGC)は2019年にeコマース、飲食料品、
電子機器などのパッケージング需要に起因して売上高が
前年比4%増加し18億バーツになると予想しています。
紙包装は2019年8億バーツに貢献すると予測されています。
ペットボトルとプラスチック製のクロージャーは7億バーツを
占めていて、残り3億バーツなどはクラウンキャップ包装が
占めています。
タイ国内売上の50%が親会社シンハー・コーポレーションの
飲料容器となっていますが、親会社依存比率を35~40%まで
落としたい考えです。
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