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フィリピン3位のニッケル生産企業グロバール・フェロニッケル・ホールディングス【フィリピン:鉱山・エネルギー】

グロバール・フェロニッケル・ホールディングス(FNI)は
フィリピン第3位のニッケル生産企業です。
2018年業績は売上54億8600万ペソ、
純利益5億900万ペソでした。

同社は2018年12月、Cagdianao鉱山で推定される
鉱石埋蔵量は2018年6月に記録された3630万WMTから21%
増加して4380万WMTになったと報告しました。

フィリピンでは新たな鉱山企業の採掘基準・環境基準が
導入され、鉱山企業は2019年以降3回以上の規制当局による
監査を受ける必要があります。

グロバール・フェロニッケル・ホールディングス社では、
元環境長官のRegina Paz Lopez氏がフィリピン鉱業界に
もたらした影響が依然として大きいとコメントしています。

Regina Paz Lopez氏は2017年の任期中に、環境基準違反を
理由に、フィリピン国内の運営鉱山の半数以上は
閉鎖させるべきと考えました。
そのためフィリピン政府主導の監査が開始され、
その後数ヶ月後に鉱業産業調整委員会
(MICC:Mining Industry Coordinating Council)による
監査がありました。
2019年は既に合格済みの企業が3回目の監査を受ける必要が
あります。

グロバール・フェロニッケル・ホールディングス(FNI)の
子会社であるPlatinum Group Metals Corporationも影響を
受けるとしています。

(フィリピン大手鉱山企業)
セミララ・マイニング&パワー(SCC)
石炭採掘・セメント・発電
2018年業績:売上419億6800万ペソ、純利益120億2500万ペソ。

アトラス・コンソリデーテッド(AT)
銅・鉄鉱石・ニッケル
2018年業績:売上132億9500万ペソ、純利益-17億1900万ペソ。

ニッケル・アジア・コーポレーション(NIKL)
鉱石・ニッケル
2018年業績:売上186億4700万ペソ、純利益30億800万ペソ。

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