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パン・アジア・フットウェア社は多角化の一環で農園事業を展開【タイ:衣類・靴製造】

パン・アジア・フットウェア(PAF)社は事業多角化の
ひとつとして農園事業を展開しています。
2015年から有機野菜「WB Organic Farm」ブランドを
売り出す農園事業部門を開始しました。

サハ・グループの不動産で、元はゴムの木プランテーション
だったナコンラチャシマ県のカオヤイ地区にある総面積
300ライの土地で30ライの農場「WB Organic Farm」を
建設しました。

WB Organic Farmは約40種類の有機野菜を栽培し、
消費者向けに小分けしたパッケージ形式で
販売されています。
また、大きなパッケージ販売として、モール内の
ホームフレッシュマートなどの店舗や
レストラン、ホテルに焦点を当てていきます。

これまでパン・アジア・フットウェア(PAF)社は
持続可能な収益を生み出すためいくつかの新規事業投資を
検討し、サハ・グループでも2~3の新規事業投資計画を
検討していきました。

そのうちのひとつとして、サハ・グループ子会社の
再生可能エネルギー事業・発電・電力販売業者
サハコージェン・チョンブリSahacogen Chonburi
(SCG)社があります。

シラチャ発電所、ランプーン発電所、カンペンペット発電所を
含む200MW以上の設備容量を持つ3つの管理会社があり、
また、太陽光発電所プロジェクトへの投資も検討しています。

2009年~2012年の間で、タイ国内の靴・履物業界は
より製造コストの低い国による影響を受けました。
中国の競合企業やその他新興国など、製造コストの低い国へ
流れてしまい、さらにタイは全国で1日当たり300バーツへ
最低賃金の引き上げを発表しました。

2011年にサハ・グループはパン・アジア・フットウェア
(PAF)社の主要顧客であるNikeが生産拠点を中国とベトナムに
移転した際に、タイ国内靴市場の危機に対応するため
企業再編を命じました。

生産システム・作業システムを改善し、コスト削減、変化する
ビジネスコンセプトの変更、外国ブランド生産に頼るのを
止めることなどを決定しました。

そして自社ブランド「ECHO Day Brake」を立ち上げ、
ファッション製品を追加し「SHOES OUTLET」ショップを
オープンして高品質のタイ製品ブランドを展開しています。

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