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タイの高速鉄道プロジェクトの進捗状況に関して【タイ:インフラ・鉄道】

タイ国有鉄道(SRT)では2019年8月までに3つの主要国際空港を
結ぶ高速鉄道プロジェクト作業を開始するため、入札に勝利した
チャロンポカパーン・グループ主導のコンソーシアムに
1万ライ以上の土地のおよそ80%を引き渡す準備をしています。

高速鉄道事業はドンムアン空港・スワンナプーム空港・
ウタパオ空港を結ぶ大型プロジェクトで、タイ財閥
CPグループを中心とするコンソーシアムが2019年に
落札しました。

SRTおよびCPグループコンソーシアムの双方は開発不動産に
関する詳細を議論する予定です。
その後、CPグループコンソーシアムが合意すれば、
建設開始契約に署名します。
しかし、建設に必要な土地の約20%は未だに収用が
終わっておらず、立退き問題、リース契約などでさらなる
協議が必要とされています。

タイ国有鉄道(SRT)によると、不動産850ライ(1ライ=1600平米)
の収用を強制するには合計12の法律が必要であり、
SRTはさらに1000ライ以上の不動産について交渉を
進めるとしています。

この大型開発プロジェクトに関し、CP側のコンソーシアムは、
タイ東部経済回廊(EEC)計画の一環としてスワンナプーム・
ドンムアン・ウタパオの各空港を結ぶ高速鉄道を
バンコク都、サムットプラカーン県、チョンブリ県、
ラヨーン県に建設することを合意しています。

同鉄道は2024年に開通する予定です。
プロジェクト額はおよそ224億バーツ、既存の構造と
ルートおよび2つの新接続ルートを利用し、
距離は220Kmにわたります。
列車最高時速は250㎞達すると期待されています。

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