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タイ国内のコインランドリーサービス参入企業に関して【タイ:生活サービス】

タイ国内ではコインランドリー市場が成長しています。

中国資本のハイアール・エレクトリカル・アプライアンス・
タイランドは、タイでコインランドリー事業に参入しました。

200万バーツを投じてバンコク東部ラムカムヘン地区に
第1号店を開業しています。
コインランドリー店舗ブランドは「Smart Plus by
Haier」です。

店舗面積は50平米、洗濯機と乾燥機を各10台設置し、
24時間営業する予定です。
ラムカムヘン通り地区に数多く生活する大学生を
取り込むとしています。

2019年内に直営店をさらに10カ所出店する計画です。
将来的にはフランチャイズFC展開にも乗り出します。
ハイアールは既にインドなどでコインランドリー事業を
展開しています。

三菱電機の家電販売代理店であるカンヨン・エレクトリック
(KYE)社もタイでコインランドリー事業に進出しています。

同社は台湾企業の上洋産業(アップヤング)と、
合弁会社「カンヨン・アップヤング」を設立しました。
合弁会社を通じてコインランドリー事業をフランチャイズ
制度で展開するとしています。

コインランドリー事業は「MARU Laundry」の名称で
展開します。
特徴は業務用洗濯機を使用して1台で洗濯や乾燥が可能となり、
およそ1時間で終了できる点としています。
料金は200バーツからで、バンコク市内や地方大都市での
コンドミニアムやアパートメント、寮などを中心に
出店します。

カンヨン・アップヤング社では2019年末までに
「MARU Laundry」ブランドのコインランドリー出店目標を
5~10カ所とし、2020年は20~50カ所まで増やす計画です。
今後2年以内にはタイ国内コインランドリー事業の
トップブランドに浮上すると見込んでいます。

カンヨン・エレクトリック(KYE)は家電製造・販売の
大手企業です。
2018年業績は売上92億1600万バーツ、
純利益7億1900万バーツでした。

タイ国内コインランドリー市場の最大手は
オッテーリ・ウォッシュ&ドライ社で、同市場シェア
50%を占めています。
2016年に25店舗で開始した後、2018年末では155店舗と
なりました。
2022年までに300店舗を目指します。

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