タイ証券取引所上場企業プライムロードパワー(PRIME)社は
アジアでのリサイクル発電事業への投資を加速しています。
同社は登録資本金を21億4000万バーツから
170億2000万バーツに増やしました。

増資分資本注入はPRG Development Coによって実施され、
87％の過半数の株主となりました。

今回の増資により、プライムロードパワー(PRIME)社は
タイ証券取引所二部市場(MAI)から一部市場(SET)に
移行できる基準に達しました。

タイ政府はコミュニティで所有する発電プロジェクトを
進めていて、2022年までにタイ地方・遠隔地で300～400MWの
発電を行うことを目指しています。
プライムロードパワー(PRIME)社はタイ国内外で
再生可能エネルギー分野での経験をおよそ10年積んでいます。

プライムロードパワー(PRIME)社はタイ証券取引所一部に
移行した後、大規模な電力プロジェクトと、台湾、ベトナム、
ラオス、カンボジアなどの再生可能エネルギーに対する強い
需要がある高ポテンシャル国に焦点を合わせます。
カンボジアのコンポンチュナン州では、78MWの太陽光発電所の
入札を勝ち取っています。

プライム社の太陽光発電所による総発電量は287MWです。
総容量のうち179MWが稼働中で、108MWが開発中です。
同社はタイで132.3MW、日本で68.2MW、台湾で8.5MW、
カンボジアでは78MWの太陽光発電所を保有しています。
同社は2022年までに再生可能エネルギーで500MWまで
発電量を増やすと見込んでいます。

2018年に同社はタイの外食レストランなどを運営する
フードキャピタル(FC)を通じてタイ二部市場の
バックドアリストを実行していました。

2019年上半期には売上が前年比30％増の
3億3600万バーツ、純利益は44％増の1億6600万バーツと
報告しています。