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ASEAN最新動向

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ファッション業界におけるサブスクリプションモデルの広がりに関して【東南アジア:サブスクリプションサービス】

これまで長い間、ファッションレンタルという事業は
主にブライダルドレスやタキシードなどに
限定されていましたが、2009年にアメリカ企業によって
「レント・ザ・ランウェイ」がローンチされてから大きく
変化しました。

小売価格より低コストでデザイナーズドレスやアクセサリーを
レンタルできるこのサービスは、アメリカで2016年までに
会員数900万人を超え、収益は1億USドルを超えました。

アジア圏では古着を着ることに否定的な意味合いが含まれる
文化的側面があったため、この概念を理解するのに時間が
かかっていましたが、シェアリングエコノミーサービスの
普及で環境に変化が起きています。

GrabやDidiなどのアプリを介したライドシェアリングや、
Airbnbでの部屋・家の短期レンタルといったサービスが
人気となり、特にファッションに精通したミレニアル世代に
とっても衣料品のレンタルサービスがより快適になったことで
受け入れられてきています。

「Rent the Runway」はアジアでは利用できませんが、
「Covetella」「Style Lease」「Style Theory」など、
多くの似たレンタルコンセプトが生まれました。

あるレンタル会社は、配達とドライクリーニングサービスに
加え、ドレスが完璧にフィットするように直すサービスを
提供しています。

アジア地域で最初に立ち上げたファッションレンタル会社の
1つでシンガポールに本拠を置くCovetella社の創設者兼
CEOキャロル・チェン氏は、現代の女性は所有よりも
経験を大切にしていると述べています。
現代の人々は、一度だけ着るもののために大金を使うことではなく、
多様性と利便性を求めていると分析しています。

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